築111年のわが家の裏庭には小さな菜園があります。季節ごとに、いろいろな野菜を育てたりしてます。
山口は、師走に入ると朝晩の気温が一気に下がります。一番寒い時ですと、マイナス5度くらいまでいくでしょうか。早朝は雪が降らなくとも、霜が降りていたりします。
そんなわけで畑の野菜たちも少しずつ冬仕様にシフトしております。まずは玉ねぎ。これは晩秋に植え付けて、翌年の春に収穫するものですが、越冬させます。年度を超える市民農園などは玉ねぎの栽培が少なかったりしますが、それは年度という区切りで一度畑を「更地」に戻さなければいけないからです。自由に管理できる場所だと年度とかそういう人間が決めた区切りを無視して栽培を続けられるというメリットがあります。
小松菜も寒さに強い作物です。ただ、ちょっと山口の冬は寒すぎるかなぁ…。
大根は超優秀ですね。まずは葉っぱを食べていきます。外側の葉っぱを摘んでも、中心部分からぐんぐん新たな葉っぱが生えてきてくれるので、冬の間中、大根の葉っぱは楽しむことが出来ます。ジャコと一緒に炒めてフリカケにしてもいいですし、葉っぱをお浸しにしてもおいしいです。わたしはお浸し派。醤油、出汁、ごま油を混ぜて味付けをしてもおいしいです。
冬場は色彩が少なくなりますが(特に雪が降ると白黒の世界になります)、そんな中でも金柑が鮮やかで美しいです。なかなか時間が作れないでおりますが、採集してジャムにできたらいいなぁと考えております。まぁそのまま食べてもおいしいので、畑仕事の合間につまんで、そのまま食べちゃうんですけどね(笑)
無理のない範囲で、少しでもひとりひとりの様々な「自給率」があがればと思ってます。