築111年のわが家の裏庭には小さな菜園があります。季節ごとに、いろいろな野菜を育てたりしてます。
秋は実りの季節です。わたし自身の実りはさておき、畑の野菜たちは順調に育ってくれました。近所の八百屋で買ってきた芋たちを植えたのですが、種イモのサイズをぐんぐん超えて大きく豊かになってくれました。
そして今年初めて試みた挑戦として米があります。これはメダカを飼ったりして、いろいろ試行錯誤しましたが、どうにか稲穂にまでなりました。ここのところ忙しくて脱穀する時間が取れないのですが、時間を見つけて脱穀してみたいと思います。ただ脱穀したところで食べる量は本当に少ないと思いますけどね…。ただ、自分の庭先で作ったお米という意味では感慨深いです。
果実としては柿の木が実りました。今年は甘いほうの柿は元気がなく、渋柿の方が元気でした。渋柿は干し柿にすると、甘い柿よりもジューシーな甘い状態になります。そのため干し柿にしたいなぁと思ってはいるのですが、なかなか収穫と干す時間が取れず…。こちらも時間との勝負ですね。
色づくものとして、柿以外にゴーヤがあります。ゴーヤが色づく様子はあまり見たことはないかもしれませんが、今年は豊作過ぎて食べきれず、多くのゴーヤが黄色く実りました。何よりも驚くのは、黄色いゴーヤの外見以上に、真っ赤なゴーヤの種でしょう。こちらは食べられますし、甘いです。
ゴーヤも種を採取しておいて、来年改めて楽しみたいと思っております。自家採取の種は、徐々にその土地に馴染んでくるそうですので、我が子のように何世代も繰り返して、その土地の味になってくれればと思っております。
無理のない範囲で、少しでもひとりひとりの様々な「自給率」があがればと思ってます。