私事ですが…、山口市とチョコレートの関係がここ数年ずっと気になっておりました。
というのも山口市は、2018年の総務省家計調査において、チョコレートの年間支出金額が全国1位だったからです。まぁただの1位だったら、「まぁそんなこともあるよね~」と見過ごすところなのですが、なんと2位以下をぶっちぎりに引き離しての1位だったわけです。
1位:山口市(17,332円)、2位:千葉市(3,976円)、3位:大津市(3,933円)…と続きます。
2018年だけが統計上特異だった可能性もありますが、2019年(令和元年)~2021年(令和3年)平均データを見てみても、チョコレートが4位、チョコレート菓子は1位とやはり顕著です。
なぜでしょう。おそらく山口市民ほとんどわかっていないと思います。わたしもわかりません…。ただ、とにかくデータは正直なので、全国的に見て、山口市民は家計におけるチョコレートの消費が大きいということです。
東京から移住してきて、まずわたしが感じるところは、学生を除くと1人暮らしが少なく、家族単位で居住している人が多いこと。そして何か甘いものを食べる際は、外食としてスイーツを楽しむのではなく、自宅でお菓子を作ったり、消費したりすることが多いという気がいたします。
つまり、山口市は田舎なので家の外でスイーツを楽しむというような状況がほとんどない!ということなのかもしれません。まぁそれはよかれあしかれですが、ないものは自分で作るということで、ケーキやお菓子を自作するご家庭も少なくないような気がいたします。
子どもがまだ小さいということもあって、わたしの家も、チョコレートがかなり常備されていますし、スーパーでも大量に売っているような気がいたします。お菓子作りには欠かせない材料です。
先日、商店街に新しくチョコレート屋さんが出来たみたいなのですが、これも山口市×チョコレートを狙っての出店だったのではないかと推察しております。
せっかくのチョコレート専門店ですが、山口市の方々はチョコレートを家で消費することが多いと思いますので、店内で食べるという人よりも、持ち帰りの人の方が多いのかなと思ったりします。実際、スタバも店内よりもドライブスルーが多いこと多いこと…。
そもそも、山口市の方々は、田舎なので家も広いですし、家の方が快適な方も多いと思います。東京に比べると本当にそこが豊かです(一方、田舎なのでいつも誰かに見られているという感覚があり東京のような匿名性が担保されないので自宅という可能性も…笑)。なので東京のように店内でスイーツを、というよりも、いつもの場所で買ってきたスイーツをいつものメンバーと楽しむという感じでしょう。そんな感じでチョコレート消費が数字に表れたのではないかと思いました。
これに関しては、なんのエビデンスもない雑感ですが、これが気になって気になって仕方なくなったら新たな調査・研究対象にしたいと思います!
そんな日々是好日です。