7月の「業務報告」

 先月も、粛々と業務を行ってまいりました。だいたいいつも「送りバント」的な作業なので、これといって大きな仕事や成果はないのですが、少しずつは進んでいると願っております。(いったい誰を塁に進めているのか…わかりませんが。しかもアウト?)。

 

 

 7月は学内学会が2つあり、それに参加しました。山口地域社会学会と山口中国学会です。こうした学内学会があることで、他の研究室の様子が窺えると同時に、自分の研究室の「風通しをよくする」という意味で、非常によいことだと思っております。

 山口地域社会学の方は、純粋に聴講だったのですが、山口中国学会は所属の研究生が発表しました。彼にとっても貴重な機会になったことは間違いないでしょう。授業やゼミだけでは得ることのできない経験を得られる場であり、大変ありがたく感じております。

 

 

 研究業界にいると、よくあることなのですが、研究発表の評価は後から遅れてやってきます。昨年、台湾で出版された書籍『百年往返』が(といってもわたしは末席)、「2022年国史館台湾文献館奨励出版文献書刊 優等賞」を受賞したというお知らせをいただきました。

 このBLOGの記事を見返してみたところ、昨年11月にちょうど校正をやっていた本になります。これはほぼ、簡美玲先生・河合洋尚先生の功績なのですが、こういう影響力をもつような仕事に携われたということありがたい限りです。

 

 

 仕事において重要なのは、「時間」よりも「体調」。よりもっと的確に言えば、「初動のモチベーション(を生み出す身体)」だと感じております。これはわたしが、もはや若者でないからかもしれませんが…。いくら時間があっても、気持ちがのらないと仕事が始まらず…、むしろ気持ちがのらない中、仕事を行おうとしてもダラダラと時間が過ぎてしまい、逆にそれがストレスになってしまうなんてことも。

 一日に使える「時間」と同様、「やる気 (willpower)」も限られておりますので、「やる気 (willpower)」を節約したり(少しでも)回復させたりしながら仕事をしております。睡眠がベストの回復法ではありますが、散歩、ドライブ、ゾーンアウトもなかなかよいです。仕事場を変えるのも気分転換になりちょっと街から離れたスタバに行ったりします。スタバは東京時代も愛用しておりましたが、山口でも。作業においては素晴らしい環境で、いつもお世話になっております。

 

 willpower をうまく管理して、今月も一歩ずつ着実に「仕事」が続けられればと思います。