築110年のわが家の裏庭には小さな菜園があります。季節ごとに、いろいろな野菜を育てたりしてます。
まだまだ寒い日が続きますが、やっと春の訪れを感じるような日差しも届くようになってきました。水仙がまずはトップバッターとして開き始めます。かなり強い花なので、どこに植えても基本的に置かれた場所で咲いてくれます。香りもよく、部屋に飾っても非常に長持ちする優秀な観賞植物です。ただ、食べるのは厳禁。韮と似ているので注意が必要です。
梅の木は、まだ1部咲き。枝を見ていたら、トカゲ(カナヘビ?)が樹上で死んでいました。どうしてこの場所で息絶えたのか…、わかりませんが、なんだかとても美しいものに思えました。
農作業をしていると、カマキリは仲間。カマキリがいることで多くの害虫を退治してくれます。そのため、畑の端っこにカマキリの卵を見つけたときは歓喜しました。春まで大事に眠ってもらって、春先から大活躍してくれることを願ってます!
作物はほとんどないのですが、冬の初めに植えてそのままにしていたホウレンソウが、最近の陽光のせいか、葉を大きくしてきました。冬の間は静かにしていたのですが。売り物にはならない代物ですが、自家用としては十分です。人参も冬の間、放置し続けていたものを回収しました。
ホウレンソウはクセもなく食べやすいのでよいです。お浸しにしてもよいし、みそ汁に入れてもよいし、ベーコンと炒めてもよいし、成長も早いですし、小松菜同様、非常に優秀なお野菜です。プランターでもよいと思いますが、やはり地植えは強いですね。ほったらかしておいても、勝手に復活してくれていたりします。
冬の畑はさみしい状態が続きますが、徐々に虫や鳥たちが動き始めるようになってきました。畑は畑だけでは完結せず、彼らがいてこそ。本当に、虫も鳥も大切な仲間です。それを実感いたします。