10月の「業務報告」

10月は秋学期が始まったということもあり

いろいろとバタバタしていた印象があります。

 

ただ、その合間を縫って、いろいろと少しずつ

仕事ができたのではないかと思っております。

 

9月から続いている華僑華人学会の雑誌、

『華僑華人研究』の特集も第二稿のゲラがあがり、

もうすぐ出版されることと思います。

こちらは昨年からの「宿題」だったので無事に

進むといいなぁと願っております。

特集のタイトルは、「方法としての華僑華人メシ」という挑戦的なもの…。

 

それとは別に、山口大学大学院、東アジア研究科が

進めている『東アジア研究叢書』の原稿も脱稿することが

できました。こちらはこれまで進めてきた「青鬼」に

関する初めてのテクストになります。今後の足掛かりとなる

論考になればと考えております。

 

山口大学の農場周辺の木々も色づいてきました。

 

10月末には、今年も対面開催を実施できた

日本華僑華人学会に参加。やはり小規模学会だからこそ

対面での参加が可能になるのですね。そういう意味で、

大小さまざまな学会があるということは、それなりに

意義があることだと改めて感じました。

 

特に学会ではボルネオ島の特集が組まれており、

ラトッ信仰やロングハウスの事例が大変興味深かったです。

今年度は対面とオンラインのハイブリッドでの開催。

 

少しずつコロナ終息の雰囲気はありますが、やはり

対面は既存のネットワーク以外の人との交流が活発に

なるので、学会に(対面で)参加することの重要性を

改めて感じました。コロナが落ち着くことを願ってます。