築114年のわが家の裏庭には小さな菜園があります。季節ごとに、いろいろな野菜を育てたりしてます。

今年の冬はかなり強めの寒波で雪がつもる日も多くありました。冬の畑は雑草も生えないので平和です。

冬の間、うちの畑は大根しかないので、ひたすら手を変え品を変え、大根を食べていきます。冬の時期は葉物野菜も高いので、大根の葉がありがたいです。ジャコと炒め物にして「ふりかけ」にしてもよいし、オヒタシにしてもおいしいです。個人的にはオヒタシが好きです。

大根しかないから、別の野菜が手に入らないというわけではありません。ここでこそ交換の原理です。大根と何かを交換してもらえないかなぁ、と思ってはす向かいのおうちに「門付け」です。相手は迷惑かもしれませんが、挨拶がてら大根いりませんか、と。そして何かしらもらって帰るという卑しさ。この時は玉ねぎをGETして来ました。

また別に機会に、これは確か懇意にしている干物屋さんの返礼だったと思うのですが、猟師さんから猪のお肉をいただきました。今年は猪が大量だったということで、12月時点で既に今期の猟はおしまい!ということになったそうです。冷凍庫がパンパンだから、と。エコシステムじゃないですが、こういう猟の仕方っていいですよね。必要以上にとることもありません。「お腹」がいっぱいだったら、そこで食べるのをやめればいいのです。そんなわけで、こういう交換を通して、できる限りお金を使わずに「食べ物」を得ることを考えております。

「経済」って決してグローバル市場だけではないですよね。わたしは作った野菜を家族に買い取ってもらっておりますし、逆に、わたしのオヤツになる手作りクッキーを家族から買い取ってます。家庭内経済というのもあるわけで、それだけでもとても心地よい生活が送れます。物価高は今後ますます続くでしょうし、グローバル市場とは決して切り離して生活はできないことは強く感じておりますが、こうした外の世界とは別のミクロな範囲での経済システムを少しずつ広げ、豊かなものにしていきたいものです。
無理のない範囲で、少しでもひとりひとりの様々な「自給率」があがればと思ってます。