2024年12月の畑

 築113年のわが家の裏庭には小さな菜園があります。季節ごとに、いろいろな野菜を育てたりしてます。

 

 

 12月ともなると畑の野菜は限られてきます。限られてきますというと聞こえはいいですが、つまるところ大根しかありません。ひたすら大根です。本当に寒くなるこの時期に新鮮な青物が食べられるというのはありがたいですね。大根はもう4世代目でしょうか。これらは買ってきた種ではなく、うちの畑で循環している「血統書つき」の大根なのです。

 

 

 とにかく、大根しかありません…(笑)

 

 ただ大根はかなり個性的で、いろいろな形になってくれます。たとえば、代表的なのが「二股大根」。この二股大根、決して市場には出回らないでしょうが、江戸時代には縁起物としてもてはやされたようです。正月は「福」にちなんで、「ふ」から始まる食べ物が喜ばれたそうです(全国銘菓広報誌『あじわい』225号より)。ということで見た目はちょっと個性的過ぎるのですが、12月から正月にかけてはよいかもしれません。

 

 

 形がきれいでお上品そうなものは、自家消費というよりも、贈答用です。贈答用大根は、いつもお世話になっているご家庭などに、「七草粥」用としてお届けしたりします。こちらは本当に美品。葉っぱがついているのが、本当に七草粥っぽくていいですね。お正月向けです。

 

 

 この時期は本当に大根だけです。仲良くしてもらっているご家庭から、例年シュトーレンをいただくのですが、クリスマスからお正月にかけて、そのシュトーレンを薄く切って楽しむのが、年末年始の小さな楽しみです。こちら、もちろん手作り。手作りに勝るものはないですね。本当においしいです。

 

 

 無理のない範囲で、少しでもひとりひとりの様々な「自給率」があがればと思ってます。