築113年のわが家の裏庭には小さな菜園があります。季節ごとに、いろいろな野菜を育てたりしてます。
秋といえば芋ほり!わが家は一家総出で芋ほりをします。畑を始めてから、約4年目。どうにかこうにか土との付き合い方もうまくなってきた気がします。自分が向いている野菜、苦手な野菜、それぞれの野菜とのつき合い方も、少しずつ上手になってきた気がします。気の成果も知れませんが…。

ことしも昨年同様、サツマイモを収穫しましたが、なかなか大きく実ってくれました。やっぱり掘り起こす作業というのは、大人でも楽しいものですね。子どもたちも最初は気乗りしない感じでしたが、途中からは率先して掘り起こしておりました。子どもの顔くらいの大きさのものもたくさん出てきました。

芋と一緒に、そこらへんに生えている大根も抜きます。葉っぱはオヒタシ、あるいは炒め物にして食べます。大根の根の部分はどうやって食べても美味ですね。スーパーではなかなか出回らない葉っぱの部分を楽しめるのも、自家菜園のよいところです。人にあげるときも、葉っぱをつけて贈ります。

大根が生えている場所は、実はてんでバラバラ。最初の方は、畑を整備していたりしていたのですが、途中から、大根が生えてきたところが畑である、という認識に変わってきました。「そうかぁ、君はそこで大きくなりたかったのか、じゃあそのままそこで大きくなってくれ!」というスタンスのもと、菜園のあちらこちらで生え始める、大根、ジャガイモ、ニラ、分葱などの野菜をあたたかく見守っております。

4年目になってよかったのは、どの野菜の葉っぱなのかということが、芽が出てきた段階でなんとなく分かるようになってきたことでしょうかね。種まきも、実はいい加減になってきておりまして…、畑の一部にポイっと身のついたままの茎を投げ入れたりしてます。種をまたとったりするのも面倒くさいですし、茎がついたままの状態の方が自然かもしれません。写真はニラの実をそのまま畑の一角に投げ入れたもの。

芋ほりの日の収穫は、だいたい大小合わせれば40個ほどとることができました。家族で食べる分にはちょっと足りないでしょうし、人にあげたりするのであればもう少し作った方がいいのかもしれません、が、まぁこんなものでしょうね。おまけで大根も引っこ抜きました。

無理のない範囲で、少しでもひとりひとりの様々な「自給率」があがればと思ってます。