築112年のわが家の裏庭には小さな菜園があります。季節ごとに、いろいろな野菜を育てたりしてます。
ただ、夏場は暑いうえに蚊が多くて畑仕事に精が出ません…。ただひたすら暑さをやり過ごすという感じです。雑草も繁茂するし、ちょっと自然を前にして歯が立たない状況が続くというのが正直なところです。
そんななか、自分で獲ったものを自分で食べるという意味で、おもしろい体験をさせていただきました。それは「エビ狩り世界選手権大会」というものです。同じ山口市内の秋穂(あいお)という地区で開催されている大会で、クルマエビの養殖発祥の地ということで、毎年、エビ狩り世界選手権大会が行われております。
ただ、この参加チケットは本当にプラチナチケットで、抽選で当たるのは至難の業です。しかし今回、昨年度秋穂の民俗調査報告書を刊行したというご縁で、学生と関係者一部が招待され、特別枠として参加することができました。本当に貴重な機会をいただき感謝の念に堪えません。
大会は1時間の競技時間なのですが、だいたい最初の5分くらいで「勝負」が決まります(笑)
クルマエビが撒かれていく様子を、参加者一同、固唾をのんで見守ります。わたしはガチ勢ではなく、1匹でも獲れればいいや、程度の気持ちでしたので2匹しか獲れませんでしたが、多い人は数十匹とか獲っているみたいです。参加した学生は3人とも5匹ずつといった感じでした。健闘しましたね!
子どもたちもつれてきたのですが、まぁとにかく暑いので海に入ります…。それにしても同じ市内でエビが獲れるっていうのは、本当に素晴らしいことですね。地産地消ではないですが、できるだけ近場のモノを食べて地元の産業を応援し、貢献していければと思っております。
獲ったエビは(家族全員分の数が足りなかったので、近所のスーパーでエビとアジを買い足して)、その日のうちにエビフライにしていただきました!おいしかった(そう)です。自分はスーパーのエビをフライにして食べました…(笑)
無理のない範囲で、少しでもひとりひとりの様々な「自給率」があがればと思ってます。