2024年5月の畑

 築113年のわが家の裏庭には小さな菜園があります。季節ごとに、いろいろな野菜を育てたりしてます。

 

 

 5月は気候的にもあったかくなってきてよい季節なのですが、最近はもう暑いですね。温暖化のせいかもしれませんが、5月も中旬を過ぎるとがぜん暑くなってきます。そんななか、なんと庭の柿の木が倒れました。

 

 

 うちには2本、柿の木があるのですが、そのうちの一本が根っこからポキッと折れてしまいました。原因はいろいろあろうかと思いますが、おそらくは(個人的に)、昨年の夏、ゴーヤを這わせるだけ柿の木に這わせてしまったのがいけなかったのではないかと考えております。そういう意味で反省。この柿は甘い柿の木だったのですが、今年以降は食べられなくなるので残念です。東京の実家にあった祖父が植えたとされる柿の木の苗木をもらおうかどうか、今後考えていこうと思います。

 

 

 それとは別に、いろいろと他の木も伐採しなければなりません。レモンも、梅も、金柑も、琵琶も、とにかく繁茂するので刈っていきます。写真は琵琶の木ですが、とにかく元気です。琵琶の木は切った直後は水分もあり、あるていど柔らかく加工しやすいのですが、乾燥するとカチンコチンに難くなります。この性質を利用してよくつくられるのが木刀とのことですが、わが家の琵琶の木もどうにか加工して使い物になればよいな…と。

 

 

 そして金柑。こちらは売るほどあるので、いろいろと知り合いにお裾分けしたりしてますが、それでも大量にあるので、ジャムを作ることに。まぁ実が小さいので、種を取って切っていく作業が非常に難儀です。ただ、せっかくなのでひとつひとつ手作業を進めていきます。自然は待ってくれません。

 

 

 いつ終わるともわからない作業を、子どもが寝静まった深夜に。来年はミキサーを買って、もっと簡単にジャムを作れるようになりたいな…と。それにしても手作業は大変でした。後日分かったことですが、このジャムはそのままパンにつけたりして食べるよりも、生クリームに混ぜて、フレーバークリームとして食べた方が断然よかったです。フレーバークリームは本当に美味でした。

 

 無理のない範囲で、少しでもひとりひとりの様々な「自給率」があがればと思ってます。