12月の「業務報告」

 例年12月は師走ということもあり、いろいろと締切に追われております。

 今年も例年にたがわず、年内の締切を1つ延ばしてしまいました。申し訳ないです…。12月は書評系の仕事が多く、短評×3本を書き上げる業務に追われておりました。1つはどうにか形になったので、それ以外も可能な限り急ピッチで完成させていと思っております。

 

 それ以外としましては、研究会に比較的たくさん顔を出しました。北陸人類学研究会、山口地域社会学会(社会分析学会との共催)、山口中国学会、東アジア人類学研究会などなどです。また、打ち合わせのため東京にも出張したりもしました。聴講としてのみの参加であれば、オンラインでもよいのですが、発表者や生身の人間同士の打ち合わせとなるとやはりオンラインより対面の方がよい気もしました。

 なぜかなぁとも考えたのですが、オンラインの場合、会話がない時間は話し合いとしてはOFFな感じですが、対面の場合、言葉は発せられなかったとしても議論は進んでいるというような気がしたのです。ですので、形式的ではない会議ほど対面の方がよいような気がいたしました。

 

 また年の瀬に、台湾の南天書局から、現代書館『客家』の翻訳本が届きました。

 

 

 論文が翻訳されることはあっても、書籍の翻訳はなかったので、初めての経験です。日本より中華圏の方が、インパクトとしては大きいかもしれません。賛否両論あるかとは思いますが、まずは無事に出版されたことを安堵しております。翻訳に携わっていただいた周先生、南天書局の魏先生に心より感謝申し上げます。