11月の「業務報告」

 新型コロナの影響も軽微であった11月は、溜まっていた出張案件を一気にこなすような日々でした。

 そんなこともあって、何度か東京へ行きました。11月初旬は航空券もかなり取りやすかったのですが、下旬になってくると、皆さんここぞとばかりに移動しようとするためか、航空券が取れず、久しぶりに新幹線にて東京へ行きました。それにしても遠い、国内移動なのですが、陸路だと5時間くらいは乗り物に揺られてます。3人掛けも3人が埋まるなど、皆さん旅行されているようです。

 

品川でシウマイ弁当を買いたかったのですが、売り切れ!

 11月上旬は航空便での移動もできました。羽田空港にはPCRの簡易検査場もあって、驚きました。結構利用されるビジネスマンとかがいるのでしょうね…。

 

エキスプレスPCR検査は30分!

 

 デスクワークとしては原稿の校正段階が2本。ひとつは台湾・交通大学からオーダーがありました客家研究に大きな影響を与えてきた日本人研究者に関する論集です。台湾・交通大学は2018年ぐらいから少しずつこの企画を進めてきましたが、それがやっと成果物になる感じですね。台湾・交通大学のスタッフの皆様、そして台湾・南天書局のご担当者には大変感謝しております。本書に限らず台湾・南天書局(および徳文先生)には大変お世話になっております。

 

同書は、近いうちに南天書局から出版される予定です。

 

 また、9月に脱稿しました青鬼のアオ色に関する論考も、無事に組みあがり、校正の段階にはいりました。こちらは、アオ色に関する初めての論考となります。大学内の研究叢書における論考なので、学術的にはそれほどインパクトはないと思いますが、世間的には身近な問題としてとらえられるのでPDF版で公開されてもいいのではと思っております(されないのかな…)。

 

これまであまり指摘されてこなかった民俗語彙アオに関する論考

 

 あとは複数のオンライン研究会に参加し、そのうち1つ(北海道大学の研究プロジェクト)で発表いたしました。加えて書評を2つ書き進めておりますが、なかなか進まず、関係諸機関にご迷惑をおかけしております。どうにかそちらも年内には形になるかと思っております。相変わらず「負債」の多い日々ですが、めげずに頑張っていきたいと思っております。残すところ今年もあと1か月です。