たまに無性にビールが飲みたくなる時があります。焼酎やウヰスキーやレモンサワーとかではなく、ビールだけそういうときがあるのです。ビールは何かわたしの中で特別なのでしょう。基本的にビールは大好きです。
さて、ではビールをどのようにして飲むかという問題がありますが、基本的にすぐに飲みたいときはコンビニのビールが一番です。コンビニのビールで、アサヒスーパードライを買うのがわたしの中で最適解です。なぜならば一番鮮度がよいと思うからです。鮮度にこだわるならばコンビニのビール。回転が速いので、コンビニのビールが一番おいしい状態を保っていると、わたしの身体は言っております。鮮度に拘らないのであれば、ラガー系がよいでしょう。鮮度重視でスーパードライ、2杯目からはラガーなど何を重視するかで何を買うかが決まります。
ただお店で飲む場合は、缶ビールが出てくることはまずないので、生ビールか瓶ビールかの選択になります。ここで難しいのがサーバー管理の状態と、瓶ビールの回転状態。はじめて入るお店だったりするとビールサーバーの状態などが全くわかりません。ですので一見さんとしては安全策として瓶ビールを頼むのが定石。順序としては、丁寧に管理されたサーバーのビール>回転が速い瓶ビール>回転が遅い瓶ビール>管理が微妙なサーバーのビール、という順になります。あくまでわたしの中でですが。
ですのでよっぽど完璧なビールサーバーを期待できない限り、基本的に瓶ビールが最適解となります。製造年月日が遅かったりするとちょっと残念な気持ちにもなりますが、それでもやはり安定感があります。あと独り呑みだけではなく、飲み会なんかの席でも、瓶ビールは活躍しますね。言わずもがな、それは缶ビールではなく、瓶ビールであることが大事です。
オジサンたちが場末の居酒屋で瓶ビールを飲んでいるのは、なんと画になることでしょう。わたしもこうした画に収まるようなオジサンでありたいと思っております。若者や女子よりもやっぱりオジサンと瓶ビールの相性はよい気がします。以前、20代の頃、葉巻に挑戦したことがありましたが、あまりにも自分が不釣り合いで嫌になった記憶があります。やはりそれ相応の年齢を重ねないと似合わないものってありますよね。瓶ビールも30代を過ぎたあたりから、グッと似合うようになってきた気がします。
瓶ビール、いろいろありますが、基本的にはメジャーなアサヒスーパードライやキリン一番搾りをおいている居酒屋が多い気がします。ですが、瓶ビールでも「勝負」してくるお店は赤星が多い印象です(そんな居酒屋さんにも拙著をいくつか置かせてもらっております。感謝!)。赤星があるお店は、やはり瓶ビールをただの瓶ビールと考えずに、ひとつの瓶ビール体験としてビールを提供してくれる気がします。
温度もまた重要です。日本の瓶ビールは冷えている状態で一気に飲むのがよいですが、IPA系のビールはゆっくり常温よりも少し低いくらいの温度で飲むのがおいしいです。なので暑い屋外でIPAをゆっくり飲むというのも、最適解ですね。いかにビールをおいしく飲むかということを真剣に考えると、非常に面倒くさい感じの話になってきてしまいますが、それはそれで個人的には楽しい思考で、まだまだ瓶ビール修業は続きそうです…。
そんな日々是好日です。