私事ですが、田植えに参加してきました。
田植えといっても、田植え機を使った田植えですし、わたしは田植え機を使うわけでもなく、下っ端のなかの下っ端です。でも頼み込んで友達の農家Yさんにお願いして田植えに参加させていただくことになりました。
もう日中は暑くなる季節ですので、農作業は基本的に早朝。朝5時集合です(既に5時には作業が始まってますが)。兼業農家は土日しか動けないので、土日にいかに集約的に動くかが重要です。ただ土日とはいっても、子どもの行事や地域のイベントごとがあるとそれに出なければなりません。そういう意味でも、朝しか作業ができないというのが実情です。
そんなわけで、一気にすべての田植えを終えることはできず、少しずつ水を張っては、代掻きをして、水田を作っていきます。どうしても機械が入れないところは手植え。
下っ端は、稲の苗床である苗代のケース洗い。最初は慣れない感じでしたが、数をこなすごとにだんだんと上手になっていきました。労働の習熟において数は大事だということを改めて実感いたします。
Yさんに無理を言って、あまった苗代をもらうことが出来ました。これを今年は自宅に植えて稲作に挑戦したいと思っております。自転車の前かごに無造作に入れられた苗がなんだか痛々しい…。
米もそうですが、麦もできるだけ山口県産を使えればと思っております。現代の食生活はお米だけではなく、パンもよく食べるわけですが、できるだけ自分のうちでパンを焼いて、そのパンの小麦粉もできるだけ山口県産を使おうと思っております。
国内の小麦の方がグルテンも多くなくて腸にはよいかもしれません。ただ、健康云々ということももちろんですが、何よりも自分たちが食べるものくらい自分たちの輪の中で作れるようになりたいと思う気持ちの方が強いです。もちろん全部は無理ですが、うまく生態系を回していければと思っております。
そんな日々是好日です。